アルファブレンド WEBシステム開発

WEBシステム開発の色々

システム開発工程を早く進める方法

システムの開発には時間もお金もかかりますので 依頼する側としても早く終わらせたいと思うでしょうが なかなか上手くは進みません。

開発をしている側の本音として、 開発を早く進めるための方法を書いてみます。

開発前に全ての用意を終わらせる

プログラムを書いていくと、時々手が止まります。

  • 設定機能がないのに表示側に動的表示機能がある。
  • 集計画面の計算の方法に一部分からないところがある。
  • 仕様「ポップアップで表示」…デザインやライブラリの指定及び提供があるのかこちらで導入していいのか不明

つまり事前に仕様が完全に決まっていないのです。 プログラムは細部まで詳細が決まっていないと作れませんので、 この時点で不明点がどんどん出てきて返答待ちになり 最終的には進められない状態にまで陥ります。

ですのでデザインと仕様はプログラムを組み込む前に 関係者で可能な限り実際の動作をシミュレートしつつ詰め、 不明点がなるべく無い状態で提供していただけると 開発はかなりスムーズに進みます。

ただし、依頼側も開発者も人間ですので どちらも必ずしも完全なものを提供できるわけではありません。 ある程度は妥協しつつ、不明点はやりとりしつつ協力して潰していきましょう。

変更をし続けない

これも用意とかぶっている部分ではありますが、 とりあえず作成をしていって、 どんどんブラッシュアップしていこう、というスタンスだと 最終的に開発完了までの時間が大幅に伸びます。 もちろん費用もです。

長期的な運用案件だったらそれでも良いのですが、 新規開発でそれをやるとどうしようも無い状態に陥ります。 「どこが完成なんだ? いつまで続くんだ?」 そういう思いが開発者にうまれ、 完了の時期が見えるまではなんとなく適当に進めればいいや、 と感じてしまうこともあります。

どんなに頑張って作っても変わってしまうおそれがあると 安心して進められません。 作った意味が無くなってしまうこともありますし。

ですので特に新規開発プロジェクトではきっちり仕様を固めましょう。